ヒールのシェイプとウェルトの関係 vol.4〜ex;RW8161〜

 第4弾
RW8161のソールカスタムです。


前回ブログのRW8165の様にヒールを巻いているダブルウェルテッドだと、ヒールのカーブシェイプを鋭くするとアウトステッチが出てきてしまいます。

シングルウェルテッドの場合はウェルトがヒールを巻いていないのでAもBも出来ます。


シングルウェルテッドのRW8161のヒールはこんな具合になってます。
吊りこんで、ネイル留め。


では、オールソール。。。


RED WING RW8161
<Sole Customize Spec>
Sole-vib#700 neutral 14,700yen
Leather Mid Sole-Single +2,100yen

スペックは前回のRW8165と同様のvib#700。カラーが違うだけです。



判りますかね…。
ヒールがテーパードしているのが…。
これをダブルウェルテッドのRW8165で実施するとアウトステッチの下糸が出てきちゃいます。



後ろから見るとこんなカンジ。
RW8165のカスタムと比べてみましょう。


違いがわかるでしょうか?
表題の内容が全てではなく、この他にもヒールの高さや大きさ等など…
要はバランスが大切です。
履けなくなったり、履きづらくなったり、履かなくなっちゃったらやっぱダメですもんね。



ヒールのシェイプとウェルトの関係 vol.3〜ex;RW8165〜

 第3弾です。

vol.1は「ヒールのカーブシェイプ」について

画像の様に、
A→一般的なカーブシェイプ&ヒールの大きさ
B→急角度のカーブシェイプ&大きなヒール
と違いがあります。

で…
vol.2で「ウェルトの違い」についてRW8165とRW8161を例に

画像左;RW8165→ダブルウェルテッド(フルウェルト)
画像右;RW8161→シングルウェルテッド(ヒールをウェルトが巻いていません)

と、ヒールのシェイプA,Bとウェルト形状での出来る出来ないについてお話ししました。

そして今回RW8165にAのヒールでオールソールしたものをご紹介します。


RED WING RW8165
<Sole Customize Spec>
Sole-vib#700 black 14,700yen
Leather Mid Sole-Single +2,100yen



ヒールのシェイプがテーパードしていません。ダブルウェルテッド(フルウェルテッド)では
このくらいが限界でしょうか…。


後ろから見るとこんなカンジ。ウェルトがヒールを巻いています。
これ以上シェイプするとウェルトのアウトステッチの下糸がアウトソールとリフトの間から見えてしまいます。

これが一般的なシェイプで、エンジニアブーツはこんな感じで削ります。

それでは次回B-シェイプについてRW8161でお話しします。




ヒールのシェイプとウェルトの関係 vol.2〜ウェルトの違い〜

 前回からの続きです。
vol.1→コチラ

今回はウェルトの違いについてです。

前回のブログで「ヒールのカーブシェイプ」に2種類ある事を言いましたが、
大別すると、
A.エンジニアブーツやWESCOに代表される一般的なシェイプ


B.WHITE'Sの様なリフト(積上げ)を大きくして後ろをテーパードしてシェイプ

B(WHITE'Sっぽい)が出来るブーツと出来ないブーツがあると述べました。
その理由としてウェルトの形状が関係してきます。

これをレッドウイングRW8165と…

(日本限定発売のレッドウイングの中では代表選手です)

レッドウイングRW8161でお話しますです。。。

(RW777の後継でガラスレザーを模した(ソフトガラス)ブーツ)

この2足のブーツ。
アッパーは同じプレーントウでラスト(木型)も一緒だと思いますが、
決定的に違うのはアウトソールとウェルトです。

RW8165はトラクションユニットソール&フルウェルト(ダブルウェルト)
ブーツの外周をグルっとウェルト巻いています。


そんで、
RW8161はソールとヒールに別れているソール形状&ウェルトはシングルウェルト
(ウェルトがヒールを巻いていません)


このウェルトの形状の違いがヒールのカーブシェイプの出来る出来ないが決まります。
因みに…
RW8165→Aは出来るけどBは出来ない。
RW8161→AもBも出来る。
となります。

アウトソールを外して、下から見ると一目瞭然。なかなか見れない画像です。

・左がRW8165→外周をウェルトが一周巻いています(フルウェルト《ダブルウェルト》)
・右がRW8161→シングルウェルト(ヒール部分にウェルトが巻いていないのが良く解かります)

長くなっちゃったので、また続きます(申し訳ないですm(_ _)m)
次回はA(フツーのカーブシェイプ)は出来るけどB(WHITE'Sっぽいシェイプ)は出来ないRW8165のカスタムを紹介します。




ヒールのシェイプとウェルトの関係vol.1〜ヒールのシェイプの違い〜

エンジニアブーツでお馴染のヒールにカーブのかかったシェイプ。
WESCOのJOB MASTERやWHITE'SのSMOKE JUMPERのスタンダードプロダクトも同じようなヒールの形状です。

こんなカンジ↓ 


オリジナルのソールがトラクションソールのブーツ(例えばレッドウイングのRW8165)などをヒールとセパレートの2ピースにカスタムする場合、ウェルトとの関係が重要になります(これは次回にお話します)

上の画像でWESCOとWHITE'Sのブーツを載せていますが、同じシェイプしたヒールでもそれぞれ形状が違います(ちょっと判りずらいですが…)

先ずはWESCO

ごく普通のシェイプです。エンジニアブーツもこの様なヒールの形状です。
「ヒールにカーブをつけてシェイプ」と言うとこの形になります。

一方、WHITE'S

ちょっと履きこんじゃってますが、ヒールの角度が急になっています。
リフト(積革)も大きく、上のWESCOのヒールと違います。
判りますかね…。
簡単に言うと「後ろはテーパードさせるけど、幅はテーパードさせない。でもカーブをつける」…。
判りづらっ!簡単に言ってねぇし…。ゴメンナサイm(_ _)m

でも、このWHITE'Sっぽいヒールが出来るブーツと出来ないブーツがあるんです。
これについて次回レッドウイングのブーツでお話しします。

ではっ!


お知らせがあります。

 
当店が入っているショッピングセンター 「サングリーン深谷」(イトーヨーカ堂 深谷店)は
8月25日をもちまして改装のため一時休業となります。

改装後は「Ario 深谷」と改名してオープンするのですが、
オープン予定がなんと…
12月上旬っ!!!

3ヵ月もお休みですっっっ(@_@;)
そんなわけで、ご来店でのオーダー(レザークラフト、ブーツリペア共)を
8月10日で一旦中止致します。

お客様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご了承ください。

また、現在交渉中ですが機械の保管場所で作業が出来る様にしたい
と思っておりますので、配送でのオーダーは受け付ける様にする予定です。

決定したらご連絡致しますので宜しくお願い致します。

そんな中で周りの店舗は「閉店セール」に一生懸命です。
自分はあまり大々的に「いらっしゃいませぇ、閉店セール開催中でぇす」ってやりたくないので
やってないのですが、ブログをご覧になっている方にだけ割引サービス実施しちゃいます。

In stock商品(店頭展示商品)は「ブログみた」でなんと50%offっっっ!!!!!にします。ただし、レザークラフト(ウォレット等)及び、ブーツリペアカスタムの新規オーダーは除外させていただきます。

ご来店いただければ判りますが、ブーツ以外でブログ上で紹介している商品もあります。
ご来店が難しい方はお気軽にお問い合わせください。

それでは宜しくお願いします<(_ _)>





お客様から商品提案頂きました。ありがとうございました。

 本日、ウォレットをお買い上げ頂いたお客様より面白いご提案を頂いたので商品にしてみました。

ウォレットにプライスタグとして当店の刻印をおした革のタグをウォレットにぶら下げています。

これね↓


この床面(裏面)にプライス表示をしていまして、
「これに自分の名前とか刻印して売ってくれない?」的なことを言われました。

刻印は作るとお金がかかるので難しいだろうなぁって、思った次の瞬間っ!
ひらめきましたっ!!てか、忘れてましたっ(;一_一)
アルファベットの刻印があることをっっっ!!! はぁ~情けなし。。。

で、早速作って差し上げました。


ご自分の分と一緒にいた彼女の分。
すごく喜んでいただけたので、商品化します。
Alphabet Leather Tag(アルファベット レザータグ) 630yen

BRASS(真鍮)製のボールチェーンのシンプルな作りなので、
使用用途は広いです。


あっ!スタッズでもできるっ!!
ああっ!!!レーザーでも出来るっ!!!!

でも販売価格が高くなっちゃうなぁ…。







RW956+Cork Sole+Sole-Tech Heel

ヴィンテージのレッドウイングRW956
アッパーはRW8165,RW8166に似ていますが、ウェルトの形状が違います。

RW8165やRW8166などはウェルトが一周回っています。
(『フルウェルト』とか『ダブル』とかいいます。)
これらはレッドウイングのブーツではユニットソール(ソールとヒールが一体形成)がついています。

一方、RW956やRW8161などソールとヒールがセパレートされているものは
アーチまでのウェルトとなっています(『シングル』といいます)
エンジニアブーツのRW2268もこのウェルトの形状ですね。

次回か次次回にこのウェルトとヒールについて話したいと思います。

今回は『シングル』ウェルトのRW956のカスタム。
フルウェルト(『ダブル』)の様に後ろまでウェルトがないので、
カウンターのラインからあまり出っ張り過ぎないように、スッキリしたカンジの踵にしました。


レザーミッドソール-シングルにしてアウトソールはヴィンテージっぽくコルクソール(neutral)



ヒールは「Sole-Tech」の整形ヒール。


外側から見るとヒールがドレスの様に小さく見えて、内足側が大きくなっているので
安定感はあります。
ALDEN等でこの様なヒールを採用しています。

ALDENでコルクソールに整形ヒールと言ったら「インディブーツ」


今回のカスタムもALDENのインディブーツの様なイメージになっています。

RED WING RW956
<Sole Customize Spec>
Sole-Cork Sole neutral 12,600yen
Leather Mid Sole-Single +2,100yen
Heel-Sole Tech Heel +2,100yen(Option)





Name Pendant ネームペンダント

 ネームペンダントの注文が連続であったのでUPします。

深夜の通販でも販売していますが、あれは金属を切ることの出来るレーザー機で制作しています。
PC上で文字を入れれば簡単に作れるので、本音を言うと自分はあまり作りたくないです。

しかし、お客様から「大きさや文字バランス等の融通が利かないから作って」という要望が
あったので頑張りました(ーー゛)

だって、こっちは手切りだからレーザーの様には簡単にいかないし、時間もかかるし
時間がかかるからお金もかかるし(これはもらいますけどネ)

レーザーだって本当は融通利くんだよっ!やらないだけなんですっ!!
っーか、融通なら本当はPC&レーザーの方がデザイン面等の幅があります。
やればいいのにネ…。

先ずは銀板からノコギリで切り出します。


それを樹脂に固定して細部をヤスリやタガネで表現します。


タガネとオタフクと呼ばれる小さなトンカチ


そして、完成したものを撮影せずにお客様にお渡ししてしまいました…。
ショック(*_*;

気を落とさず次のご注文にいきます。
今回は小さいですよ。前回のモノが50mmに対して、
なんと20mmっ!
「出来ますかぁ?」って…。
やりますよっ!やってやりますよっっ!!

先ずは同じく切り出し。ちっさっっ…。


そんでこんなカンジです。キッチリ20mmっ!!!
どうだっっっ!!!!!!


そしてこれをヤスリがけ、タガネで細かい表現をつけてトリミング&磨きをして終了です。

ということでコチラも完成品撮り忘れ…。
完全なバカです(泣)

余談ですが、オタフクという小さなトンカチの柄の部分はウチのスタッフに
知らない間に彫刻されていました。
これはこれでスゴイと思う。。。

使い勝手が悪いわけではないのでそのまま不問です(笑)
てか、手の平への収まりは良くなったかも(笑)




HERMAN Rewelt,Ball Leather Double Mid & Shaft Cut Off vol.2

 前回のつづき「HERMAN Boots」のカスタム。

元ネタはこのブーツ(オリジナルじゃないです)


これが、こんなカンジになったのです。
8インチハイトのシャフトを3インチにカットオフ。
本当は履き口に「充て革」をしたりステッチを入れたりして、
「伸び止」を施すのですが、今回は切りっぱなし(カットオフ)です。


このブーツは元々樹脂製のウェルトだったので、革製のウェルトにリウェルトして、
アウトステッチをダブルにしました。コバが張り出しています。


ソールはvib#700 Amber(アンバー)、ヒールはQUABAUGです。


ヒールはストレートに削っても良かったのですが、
ちょっと変わったカンジにしたかったので、カーブを付けてシェイプしました。
レザーのミッドソールは前ダブル。
この角度から見るとアーチ(フマズ)から前はコバに重厚感があるのが判ります。


でもって、最初の画像でも判りますがアイレットの間隔が離れています。
(このブーツは六角ハト目でシブいですが…)
ピッチは1インチ(2.5cm)間隔だったものを、間にもう一穴開けてアイレットを付けました。


そして出来上がったのがこんなカンジです。
いかがでしょうか?


自分的には「ジブリ」のアニメにでてきそうな靴の雰囲気になって大変満足のいく
仕上がりになったと思います。









HERMAN Rewelt,Ball Leather Double Mid & Shaft Cut Off

あちぃ〜(@_@;)
まとわりつくような暑さです。

深谷市は熊谷市(関東一猛暑の地域)の隣なので、
物凄い暑さです。
サウナです(ーー゛)
サウナのヒノキの匂いもします(マジで)

今回はヴィンテージのHERMANブーツのカスタムを紹介します。
こちらはSANTA ROSAと合併直後のブーツで80'sの製品です。
タグの画像なくてスイマセン
(てか、タグ撮り忘れたんですが、もう撮ることが出来ない的な…)



レザーミッドソール前ダブル



Heightは3インチ。
3インチハイトのHERMAN Bootsは製造していません。

実は、
オリジナルは8インチハイトのブーツ。
これを3インチハイトにCut Off(カットオフ)しました。

元ネタ(撮り忘れたのでネットより)


若干仕様は違いますが、同タイプのブーツをカットオフしました。
最初に「HERMAN×SANTA ROSA」のダブルネームタグを撮り忘れたと申しましたが、
もう撮ることが出来ません。。。

なぜなら、
タンにタグが付いていたんですけど、手元にもうないんだもん。
オーナー様の了解で廃棄しちゃいましたょ(・。・;

唯一「HERMAN」と判るのが、見えずらいですが、
このソックシートのみです。


今日はこのへんで…。
その他今回は色々カスタムしているので詳細は次回に致します。
ゴメンナサイ。



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